かぼちゃの種まきの時期となりましたね、当地では毎年4月の下旬にかぼちゃの種まきをしています。
カボチャの種の向きは横向きの水平に置いています。
種まきはポットに入れてまくのでなく畑に直播きのやり方でやっています。
ポットに入れての栽培では本当のところを言いますとあとで移植するのが面倒だけなんです。
家庭菜園ですのでできるだけ農作業の手間は省きたいと思っています。
かぼちゃの種まきで向きは横向きです!
今回は初めての、かぼちゃの種の九重栗(くじゅうくり)での種まきです。
種の向きは種のとがった方を下向きに土に差し込むやり方もあるようですが・・・。
そこまで気を使うのは大変なので畝に指で深さは2cm位の穴をあけてかぼちゃの種の向きは横向きに置いています。
普通は種の向きは気にしなくて大丈夫だと思っています。
3つの畝に3粒づつまき、土をかぶせて種を上を軽く押しつけてました。
![3つの畝に3粒 ss-190429](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/ss-190429.jpg)
あとの2つの畝には
冬至かぼちゃの種をたまたま頂いてあったのでそれもまいてみました冬至かぼちゃとう名前からして冬至の時期まで保管できると思っています。
普通のえびすかぼちゃ等はその時期まで保存できないので今年は初めての冬至かぼちゃにも期待してみたい思いですね。
まき終わったらぼちゃの畝に水やりをして
そのあと
育苗用苗ドームを置いて全てかぼちゃの種まきは終了しました。
![育苗ドーム s-2019-04-28 041](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-28-041.jpg)
育苗用ドームが飛ばないようにコの字型の止め金が付属にありましたが、僕は電線の屑を再利用して重しにしています。
お隣の畑では、水道ホースに砂を入れて同じように使っていました。
![育苗用ドーム s-2019-04-28 042](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-28-042.jpg)
かぼちゃの種まきの方法を動画でyoutubeにアップしました。
1分少々ですので見てくださいね。
かぼちゃの畝のつくり方
かぼちゃの種をまく準備として畑に畝を作る方もいますが、畝を作るほどの広さではないので簡単に耕しただけでした。
赤枠で囲った中だけですよ、45c巾で長さが3.5mの狭い場所です。
こんな感じです。
![かぼちゃのまく場所 s-2019-04-28 002](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-28-002.jpg)
これって、ここに種をまいて芽がでたら、
左側の方の地面に、はうように伸ばす方法もありますが写真では見えないが右側が小屋ですのでその屋根に伸ばす予定です。
昔、子どもの頃は庭先が畑であったので庭と畑の境にかぼちゃを育てて夏の日陰対策も兼ねて屋根に伸ばしていたことを思い出しています。
今で言うグリーンカーテンの先走りだったと思っていますね。
始めた作業としては、
よつっぱ(4本鍬)でさくり(耕す)ました。
柄が抜けてしますので水に浸けること半日普段あまり使わないのでいつもこんな感じです。
![よつっぱ s-2019-04-28 001](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-28-001.jpg)
よつっぱで耕して、後は軽く平らに下だけです。
![耕して平らに s-2019-04-28 018](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-28-018.jpg)
その後は、種をまく場所の5ヵ所をスコップで30c巾の深さは25cの穴を掘りました。
畝間というよりかぼちゃの種のまく巾は70cとしました。余裕があれば1m位が良いかと思っています。
![かぼちゃの畝間 s-2019-04-28 021](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-28-021.jpg)
種袋の裏にも種まきのやり方は載っていましたね、ここを見てもかぼちゃの種まきで向きのことはふれていませんね。
![種まきのやり方 s-2019-04-28 032](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-28-032.jpg)
次は元肥(もとごえ)を一掴み入れました。
有機化成8-8-8を今年は使っています。野菜はこれ1本の元肥で試していますよ。
野菜ごとに肥料を使い分けが面倒だと思っているので手抜き農法かも知れませんが、そんな自己流です。
![元肥 s-2019-04-16 024](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-16-024.jpg)
元肥を一掴み入れたところです
![元肥を入れたところです s-2019-04-28 023](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-28-023.jpg)
次に土を戻して種まきの畝を個々に5ヵ所丸く作っていきました。
![種まきの畝 s-2019-04-28 024](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-28-024.jpg)
かぼちゃの種
かぼちゃの種は従来は「栗えびつ」とか「えびつかぼちゃ」でした、家庭菜園の本にもこれらが甘くて作りやすいあったからです。
実は昨年は何故か発芽率が悪く殆ど全滅したので知人から九重栗の苗を分けていただいておりましたね、
そんな訳で
今年は種を変えてみることにしました。
近くの量販店へ探してみました、栗かぼちゃ、九重栗、坊ちゃん、ミニカボチャなどなど
昨年苗をいただいた中に九重栗(くじゅううくり)があって実はその時初めて知った名前でした。
たまたま量販店の棚でその名前を目にしたので今回は九重栗のかぼちゃの種に決めたんです。
かぼちゃの種って結構高いんですよ、10粒しか入っていなくて325円+税1袋で十分なので1袋だけ買ってきました。
![九重栗 s-2019-04-28 027](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-28-027.jpg)
「F1九重栗」と種袋には書かれていますね、この種は1回しか使用できませんと宣言している種の事だと聞いて事があります。
かぼちゃの種をまいて育てて、そのかぼちゃから種を採るのが本来の形だと考えていましたが
それでは種やさんが儲からないでしょ・・・
だからね
今はF1という種になっているんだと思うの、
昔のように実ったかぼちゃから種を採ってまたその種でかぼちゃを育てるこの種を固定種って言うみたいですが・・・
世の流れはF1に車のレースの名前みたいでしょ
じゃ
種やさんから買った種で育てて大きくなったかぼちゃの種をとっといてねその種まいたらと思うでしょう・・・
それって、あたりまえの良い考えだと思うよ、
でもね
そうすると奇形みたいな変なかぼちゃになると聞いています。
昨年知人から苗を分けてもらって方は美味しかったかぼちゃの種は捨てずに次回の種として保存して使っていると言っていました。
2年位は良いかなと言ってたの思いだしています。
これって
もう種は自分でとって繰り返し使える時代では無くなったんでしょうか?
・・・・・・・・・・・
畑の隅には冬菜(ふゆな)の菜の花がきれいに咲いていました。
![菜の花 s-2019-04-28 045](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-04-28-045.jpg)
◆追記、令和元年5/5
かぼちゃの種まきのあとの畝がすぐ乾いてしまうので水やりをしたあとワラを敷いた。
![水やりをしたあとワラを敷いた s-2019-05-05 001](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-05-05-001.jpg)
◆追記、5/8
かぼちゃの種の芽が出てくれました、昨年は発芽しなくて失敗しましたが、今年は次から次へとまいた種の芽が出てきています。
![かぼちゃの芽 s-2019-05-08 001](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-05-08-001.jpg)
![かぼちゃの芽 s-2019-05-10 001](https://nousagyo.com/wp-content/uploads/2019/05/s-2019-05-10-001.jpg)
かぼちゃの最初の花は人工受粉でやっています。
失敗しないやり方などの記事も詳しいです。
かぼちゃの種まきのまとめ
- かぼちゃの種は横向きの水平に置いています。
- 尖った方を下に差し込んでも発芽はしますが根が地上に出るまで時間がかかります。
- その逆であった場合の方が下よりは正解だと思っています。
- 種は水平な畝に対して横向きが自然ではないかと思っています。
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