家の庭先の畑で家庭菜園をやっています。
今年も野菜を作る時期になってきましたので例年のごとく鍬で少しばかりの畑を耕して肥料の苦土石灰と有機肥料をまきました。
お隣の畑では耕耘機でやっていました、
家では家庭菜園ですので昔からの鍬での作業です。
平鍬でなく四本鍬の「よつっぱ」と言ってますがどうもこの地方の方言のようであることが分かりました。
使う前には水につけて柄がが抜けないようにしている「よつっぱ」です。
この「よつっぱ」も古くなってきたので新しいのを買いたいと思っていますが、何処を探しても同じ物が見つかりませんね。
何処が違うとかと言いますと鍬の先端が細くなってとがっているんです。
最近の物は先端も平たくなっているんですよ、昔とおなじ形状の鍬が欲しいね。
◆畑の土壌のPHは?
いよいよ春先となると例年の農作業のスタートです。
もうシニアですのでね、体力の維持と健康増進の目的も多々あります。
それと農業は自然との対話ですので
脳トレにもいいのかな~~と思っています。
畑仕事の手順は母から教わって見よう見まねやってきました、春先にまず畑全体に石灰をまくように言われていました。
どうしてかは昔からそうやっているからだそうです。
そんな訳で
従来は消石灰を買ってはただただ、よくまいていましたが、
ネット等で調べてら
野菜が嫌う酸性度を中和させるのに石灰を補充させるとありました。
酸性化した畑の土壌を弱酸性のPH6.0~6.5にするために消石灰をまくといいとわかったのでPHを調べて見ることにしました。
経験と勘だけでやってきた母からの土作りから一歩脱皮しようと思ってやったことはね、土の酸性度を調べて見るとことからのスタートです。
たまたま新聞の広告を見てたらPH測定器の案内に目がいき早速買ってみることとしました。
畑のPH測定器をさしてしばらくすると数値がでる物です。
近くの量販店でたまたま買った物です。
PHが6.0であったので、いいとすればいいかもしれませんが苦土石灰の在庫もあったのともう少しアルカリ性に近づけようと思ったのと苦土(マグネシウム)の下葉から黄色くなってかれるのを防ぐためこの石灰をまくことにしました。
◆PHと野菜の関係も調べて見たよ
僕が家庭菜園で毎年作ってる野菜の土壌PHとなります。
作物名 | 最適PH |
ほうれん草 | 6.0~7.5 |
キュウリ | 6.0~7.0 |
カボチャ | 5.5~6.8 |
トマト | 6.0~7.0 |
ナス | 6.0~7.3 |
ピーマン | 5.5~6.7 |
大根 | 5.8~6.8 |
サツマイモ | 5.5~6.8 |
ネギ | 5.7~7.4 |
ジャガイモ | 5.0~6.5 |
実は殆どの場所でのPHが6.5であったのであえてPH調整として消石灰の必要性が無いことが分かりましたね。
◆苦土石灰と元肥の有機肥料をまいた
原則的には種や苗を植える2週間前位にはやっておきましょう。
土作りの元肥(もとごえ)は「もとひ」の読みだと思っていましたね、追肥に対して「もとひ」だ思いましたが、「もとごえ」が正しいと知ったばかりでした。
最初に粒状の苦土石灰をまきました。
巻き方のやり方として全面使用と畝だけの部分使用とがありましたが畝の位置は固定でないので畑全面にまきました。
実際に使った苦土石灰です
畑にまいた白い粒状のつぶが苦土石灰ですが、結構小石もゴロゴロある畑です。
田んぼを埋め立てした畑で石が結構でる荒れた畑かもね、
そのあと石灰をまいてから2週間おどなじませてから有機堆肥のアルプス有機をまきました。
ポリバケツに入れて園芸スコップでまいています。
まいたアルプス有機の堆肥です
このあと14本の爪のあるアメリカレーキの農具でかき混ぜて平らにしました。
混ぜ終わった畑の様子です写真の中央には昨年残した長ネギが保存用として見えますが、近いうちに収穫予定です。
ここの畑には松本1本ネギ、ジャガイモ、サツマイモとキュウリを作る予定です。
◆まとめとして
・土作りの石灰まいて2週間後に有機肥料をまいた。
・植えたり種をまいたりの2週間以上前に土作りは済ませましょう。
・元肥は「もとごえ」が正しかった。
・土作りにはPHを知ろう。
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