ネギがさび病で無農薬の方法としてしてやった対策とは? | ゆうがの楽々家庭菜園 
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ネギがさび病で無農薬の方法としてしてやった対策とは?

ネギのさび対策 野菜
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家庭菜園でネギを概ね250本栽培していますがネギの葉っぱをみましたら葉が茶褐色になり、まるで鉄さびが付着しているイメージでネギがさび病なりました。

無農薬の方法としてさび病になったネギの葉っぱをカットしてから石灰をまき葉っぱには重曹スプレーで対処しました。

石灰と重曹は一応農薬ですが石灰は天然品で重曹は食用を選んでいますので私としてはほぼ無農薬といっていいかなと思っています。

このやり方が正解かどうかは分かりませんがネットで調べた結果このやり方が自分としては納得したので試してみました。

ネット上には薬剤とか農薬を使ってのやり方が殆どでしたが自家用で食べる野菜としてネギに限らず消毒は一切使わない方針で取り組んでいるし、肥料としても有機入りで使っています。

そこで無農薬ではないが出来るだけ無農薬といっても良いくらいの?石灰と重曹での対応でした。

どうしてさび病になったかは専業農家でもなく専門家でもないので本当のところはわかりませんが既にさび病になってしまったので、その原因よりどう対処したかで記事をまとめてみました。

そんな訳で、さび病を治す具体的なやり方として石灰をまいてからさび病の葉っぱはカットしてみましたがそのまま放置しておいたら更に広がっている感じであったので重曹スプレーもしました。

さび病の被害になった時のやり方として一つでもご参考になればとありがたいと思っていま~す。

youtubeサイトです。
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ネギのさび病の無農薬の対策は葉を切った

ネギのさび病
ネギのさび病の様子です、鉄の錆と似ています。

これは思い切ってさび病になったネギの葉っぱを選定バサミで切り取って廃棄処分しました、かなり広範囲であったのでたちまち箕(み)に一杯になりましたね。

ネギの根っ子は残っているので葉の一部をハサミで切り取っても根っ子からまた葉が伸びで再生する畑を見てたのでさび病の葉っぱだけを切り落としての対応でした。

ネギのさび病をハサミで切り取った
ネギのさび病をハサミで切り取っている様子です。
さび病になったネギ
赤茶色になったネギの葉っぱをハサミでカットした後の様子です。

カットした赤さびの葉っぱはまとめてゴミとして出しましたが赤さびの葉をカットせず、そのまま状態で残しておくと赤さびは胞子でまた拡散してさらに被害が広がるので切り落としました!

さび病で葉をカットし石灰と重曹で!

ネギのさび病が発生したのが見つかったのは梅雨どきの6月中旬にボツボツ追肥をして土寄せをしようとした時期でした。

ネギをよく観察して見ると赤いサビがボツボツと付いているのを見つけました、これはいけないと思って対策を調べて見ると殆どのサイトが市販の農薬でのやり方がメインでしたね。

松本一本ネギを毎年栽培していて長ネギの白い部分を長く成長させて食べるネギなんですが、生で食べることもあるので野菜に優しい対策を検討してみました。

そういう想いの方もたくさんいるのではないかと思っていますよ~。

そこでたどり着いた結論としてネギのさび病の対策は石灰と重曹がいいのではないかと知りました。

ネギのさび病の対策で石灰をまいた

苦土石灰
アルカリ性にするために苦土石灰をまいた。

ねぎの葉が赤茶色になりました、まるで赤錆のようですまさにさび病なので土寄せの時期だったので発病した葉っぱをハサミでカットして「石灰」をまきました。

さび病は酸性を好むようなので石灰をまくことでアルカリ性の土壌にしてみました、石灰は苦土石灰があったのでとりあえずこの石灰をネギの根元にバラバラをまいてみました。

そのあと追肥もして土寄せをしておきました。

土寄せをした長ネギ
土寄せが終わった長ネギの様子です。

ネギのさび病の対策に重曹スプレー

石灰をまいても速攻で赤さびの防止にはならないと思っていて次なる対策として食用の重曹で代用、家で簡単にできる重曹スプレーでやってみました。

必要な材料として3点です。

  • 重曹(食用):1g(小さじの1/4)
    軽量スプーン(小さじ)は5ccですが重曹は小さじでの重さが3gとか4gとか5gがあって正解は分からなかったので私は4gを基準値にしましたので軽量スプーンの1/4を入れました。
  • 水:1,000ml
  • 展着剤として石けん:石けん無しで初めて作って使ったらネギに重曹の薄め液が付着しませんでしたので2回目からは適当に入れています。(固形石けんでもいいですが私は台所用の手に優しい洗剤です)
    (注)適当という言葉が曖昧で申し訳ありませんが数値化までは不明で液体をたらっと入れた感じです。

お掃除用の重曹(炭酸水素ナトリウム)もありますが野菜ですので食用を使いました。

重曹
食用の重曹でふくらし粉とあくぬき用を薄めて使用しました。

スプレーに入れて長ネギの葉っぱにかけてみました、効果が期待できればありがたいな~と思っています。

それでは早速重曹スプレーが出来上がったので使って見ましょうか・・・・。

初めての重曹スプレーはどうも失敗ですね、ネギの葉っぱにかけても液体の水滴が付着せず多くが流れ落ちてしまっているではありませんか!

ネギに重曹スプレー
ネギに重曹スプレーしたが水溶液は弾かれて、よく付着しませんでした。次回は展着剤を入れて試します。

とりあえずは週に1回程度の間隔で重曹をかけて様子を見たいと思っていますが、次回からの重曹スプレーに展着剤として石けんを使ってみることにしました。

固形の石けんでもいいんですが台所用の食器洗剤を使用しました、市販のスパーでの洗剤でなく特注して購入している手に優しい荒れない洗剤です。

サビ対策前のネギの様子ですがこのあと葉っぱをカットとして重曹スプレーしました。

さび病のネギ
さび病のね儀ですでに葉っぱの枯れているのも見えます。
ネギの赤さび病の部分をカットした
ネギの赤さび病の部分をカットした

2回目の重曹スプレーは初回の失敗に学んで、展着剤の食器用洗剤を入れました。

展着剤の食器用洗剤
展着剤としてキッチンにある食器用洗剤で試しました。

展着剤入りの重曹スプレーの結果は?
スプレーかかった場所は水玉でなく重曹の薄め液が付着して濃いグリーンに変わったことが分かりますよね。

展着剤入りの重曹スプレーの結果

展着剤使用まえと使用後の画像をもういちど見てみましょう!

ネギに重曹スプレーをした
左側は水玉で表面によく付着しない
ネギに展着剤入りの重曹スプレー
展着剤の石けん入りでの使用例です。

ネギのさび病の時期は

ネギのさび病の時期はご当地においては5月の中旬ころからの発生が見られました、長年ネギの栽培をしていますが、ここ数年はそんな状況がなかったので今回は一寸あせっています。

春と秋にも低温で雨が多いときは発生しやすいと思っています、梅雨が上がって気温も24度以上になれば発生もしにくいではないかと思っています。

今年2022年はいつもより梅雨が6月の中旬には上がって早かったのにどうしたことか思案していますしお隣の畑のネギも同じようにやはり赤さびが発生していたので陽気のせいかしら・・・?

ネギのさび病のまとめ

  • 6月初めの土寄せの時に石灰をいれてアルカリ性にした。
  • 赤さびの発生した葉っぱはカットしてゴミとして処分した。
  • 重曹スプレーで葉っぱに散布した。
  • 市販の農薬でなく家庭で使っている食品で対応した。
  • 来年は栽培場所を変えて苗の植え付けを予定してます。

コメント

  1. 匿名 より:

    農薬登録されたハーモメイト水溶剤などの炭酸水素ナトリウムもありますよ。農薬登録されていない食用の重曹(炭酸水素ナトリウム)を使っているだけなので、無農薬…と称するのは不適切です。

    農薬登録されていなくても、炭酸水素ナトリウムは農薬取締法では特定農薬(特定防除資材)として安全性が明らかなものされていますので、消毒に使っても取り締まりの対象にはなりませんので、安心して使ってください。

    • yuuga yuuga より:

      無農薬に対するアドバイスありがとうございました。
      ご指摘いただきましたので記事を少しリライトいたしました。

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