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図でスッキリ解説!ゴーヤ摘心のやり方5ステップ|初心者でも実が増えるコツ

野菜
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ゴーヤの摘心って、どこをどう切ればいいの?タイミングややり方がよくわからなくて困っていませんか?

ゴーヤの摘心は本葉5枚のとき親づるの先端をハサミでカットします。

この記事では「ゴーヤ 摘心 図解」をテーマに、写真や図でわかりやすく、初心者の方でも失敗しないコツを丁寧に解説していきます。

「いつ」「どこを」「どうやって」摘心するのか、収穫量を増やすためのコツや、やってはいけない失敗例までしっかりカバー!

今からでも間に合う対処法も紹介しているので、すでに育て始めた方も安心してご覧ください。

読み終わる頃には、自信をもってゴーヤの摘心ができるようになりますよ。

ぜひ最後までチェックして、今年の夏はたっぷりゴーヤを楽しんでくださいね。

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ゴーヤ摘心の図解でわかる基本手順5ステップ

ゴーヤの栽培

ゴーヤ摘心の図解でわかる基本手順5ステップを解説していきます。

それでは、それぞれのステップを詳しく説明していきますね。

①摘心とは何をする作業か

摘心(てきしん)とは、植物の先端部分を切り取って、脇芽を伸ばすための作業のことを指します。

摘心(てきしん)とは、植物の先端部分を切り取る

特にゴーヤのようなツル植物は、先端をそのままにしておくと、ひたすら上に伸びてしまいます。

その結果、枝分かれが少なくなり、実のなる数も少なくなってしまうんですね。

そこで、成長点であるツルの先をチョキンと切ることで、植物は「ヤバい!脇から芽を出さなきゃ」と本能的に枝分かれをはじめます。

これが摘心の基本的な仕組みです。切る場所によって子づるや孫づるの発生具合も変わるので、タイミングと位置がポイントになりますよ~!

②親づる・子づる・孫づるの違い

ゴーヤ栽培でよく出てくる「親づる」「子づる」「孫づる」という言葉、それぞれの違いがわかりにくいと感じる方も多いと思います。

簡単に言うと、親づるは一番最初に伸びるメインのツルです。

この親づるから分かれて出てくるのが「子づる」で、さらにその子づるから出てくる枝が「孫づる」になります。

実がつきやすいのは「子づる」と「孫づる」の方なので、摘心によっていかにこれらを増やすかがポイントなんです。

イメージとしては、一本のメイン道路(親づる)から住宅地(子づる)や細道(孫づる)をどんどん伸ばしていくような感じですね。収穫するゴーヤの実は、その住宅地や細道にぶら下がってくるイメージです。

③図で見る!最初の摘心のタイミング

最初の摘心のタイミングはめちゃくちゃ重要です。

目安は「本葉が5枚ほど出たタイミング」で、これが早すぎても遅すぎてもダメ。

この段階で親づるの先端をハサミでカットします。ちょうど本葉5枚目のすぐ上くらいを狙うと良いでしょう。

ここで摘心することで、脇から「子づる」がバンバン出てきてくれます。

タイミングを逃してしまった場合でも、多少伸びすぎていても下から数えて5枚目の上でカットすればOKです。臨機応変にいきましょう!

④2回目の摘心で収穫量アップ

1回目の摘心で子づるが育ったら、次にやるのが「2回目の摘心」です。

このときの目安は、子づるが6〜7枚くらいの葉をつけたタイミング

この段階で再び先端を摘心すると、今度は孫づるが生えてきます。

収穫したいゴーヤの実は、主にこの孫づるにつくことが多いので、しっかり摘心して枝分かれを誘発することが大切なんですね。

ただし、目的が「グリーンカーテン」で葉をわっさわっさにしたいだけなら、2回目の摘心は無理にしなくてもOKです。用途に応じて使い分けましょう!

⑤よくある失敗とその対処法

ゴーヤ摘心でありがちな失敗もいくつかあるので、事前にチェックしておきましょう!

まず多いのが、「摘心するのが早すぎた」パターン。まだ根がしっかり張ってない段階で切ってしまうと、苗が弱って育たなくなることがあります。

次に多いのが、「切る場所を間違える」こと。葉のすぐ上、成長点をきちんと見極めて切るようにしましょう。

それと、「1回しか摘心しない」場合も意外と多いです。2回やることで孫づるが出て、実の数がグッと増えるので忘れずに!

もし間違えてしまっても、枯れるわけじゃないので心配しすぎなくて大丈夫です。成長は止まりますが、そこからまた脇芽が出てきたりしますからね。

とにかく「失敗しても大丈夫」という気持ちで、どんどんチャレンジしてみてください!

ゴーヤを摘心するメリット5つ

ゴーヤの栽培

ゴーヤを摘心するメリット5つについて詳しく解説します。

それぞれのメリットをじっくり見ていきましょう!

①実の数を増やせる

摘心の最大のメリットは、なんといっても「実の数が増える」ことに尽きます。

ゴーヤの実は、親づるにはあまりつかず、子づる・孫づるのほうによく実がなります。

そのため、摘心を行って子づるや孫づるを増やすことが、収穫量を増やすための大前提なんですね。

実際に、摘心をしなかった場合とした場合では、収穫数が2倍〜3倍ほど違うこともあります。

「せっかく育てたのに実が3個しかならなかった…」なんてことを防ぐためにも、摘心は絶対にやっておきたい作業です!

②グリーンカーテンとしても優秀に

ゴーヤといえば、夏の「グリーンカーテン」としての役割も注目されていますよね。

摘心をしないと、親づるが真上に伸びるだけで、横方向に葉が広がらず、カーテンとして機能しません。

でも、摘心をして子づる・孫づるを増やすと、横方向にも葉が茂りやすくなり、日除け効果がぐっとアップするんです。

家の西側や南側に設置することで、エアコン代の節約にもなりますし、部屋がやわらかい光で包まれてとても気持ちよくなりますよ〜!

エコにもなって、しかもゴーヤも収穫できるなんて、一石二鳥どころか三鳥ですね。

③つるの管理がしやすくなる

摘心をしないと、ゴーヤのつるはどんどん上に、そして暴れるように伸びていきます。

そうなると、支柱やネットに絡ませるのが難しくなって、全体の管理がかなり大変になります。

摘心をすれば、成長をコントロールできるので、ツルの伸び方も安定します。

特にベランダ栽培などスペースが限られている場所では、摘心して枝数を調整することで、省スペースでも効率的に育てることができますよ!

整然としたツルの流れは、見た目にも美しいので、育てていても気持ちいいです。

④病害虫対策にもつながる

摘心には、実は「病害虫のリスクを減らす」という効果もあるんです。

ツルが密集してジャングルのようになってしまうと、風通しが悪くなり、湿気がこもってしまいます。

この湿気が、うどんこ病や灰色かび病などの温床になってしまうことも……。

また、アブラムシやハダニなどの害虫も、密集した葉の中に潜みやすくなります。

摘心で適度に枝分かれさせ、余分なツルを間引くことで、風が通りやすくなり、病害虫の被害を防ぎやすくなりますよ。

⑤風通しが良くなり育ちやすい

摘心をすることで、全体のツルのバランスがよくなり、葉の間にも風が通りやすくなります。

風通しが良くなることで、根や葉の呼吸もしやすくなり、健康な株に育ちます。

逆に、枝が混み合っていると蒸れてしまって、葉が黄ばんだり、花や実が落ちやすくなったりするんですよね。

ゴーヤは特に暑い時期に育つので、風通しの良さは命とも言えるポイントです!

しっかり摘心して、快適な環境をゴーヤにプレゼントしてあげましょう♪

ゴーヤの摘心タイミングと頻度を徹底解説

ゴーヤの摘心タイミングと頻度を徹底解説していきます。

それぞれのタイミングを逃さないように、しっかりチェックしておきましょう!

①1回目の摘心は本葉5枚で

1回目の摘心は、ゴーヤの苗を植えてから約1〜2週間後が目安です。

このタイミングで大事なのは、「本葉が5枚ほどしっかり出ているかどうか」です。

本葉というのは、双葉の次に出てくるギザギザした葉のこと。これが5枚揃ったら、摘心のスタートラインです。

成長点(つるの先端)を切ることで、親づるの勢いを止めて、脇芽=子づるが伸びやすくなります。

逆にこれより早く摘心してしまうと、根がまだ張りきっていないので株が弱りやすいです。焦らず見極めてくださいね。

②2回目は子づるが6〜7枚で

1回目の摘心から1〜2週間後、今度は子づるに注目です。

子づるに本葉が6〜7枚ついた頃が、2回目の摘心のベストタイミングです。

このタイミングで再び摘心を行うと、孫づるが増え、より多くの実がつきやすくなります。

この段階では、すでにツルがかなり伸びているので、支柱やネットにしっかり絡ませてから摘心しましょう。

間違えて細いつるや不要な葉を残してしまわないよう、元気な子づる3本を選び、他は間引くと管理しやすいですよ!

③摘心の間隔はどれくらい?

1回目の摘心から2回目の摘心までは、だいたい「10日〜2週間」が目安です。

この間にツルはぐんぐん伸びますが、焦らず観察することがポイント。

1回目→2回目と続けて摘心したら、その後は基本的に「気になる細いツルや葉を適宜カットする」スタイルでOKです。

つまり、「定期的に何度もやる」よりも「重要なタイミングで確実に行う」のが成功の秘訣です。

あとは、伸びすぎたツルがネットや壁をはみ出すときに、軽く切って形を整える感じで大丈夫ですよ!

④目的別のタイミングの違い

実は、摘心のタイミングって「何のためにゴーヤを育てているか」で少し変わってきます。

目的1回目の摘心2回目の摘心
収穫重視本葉5枚のとき子づる6〜7枚で
グリーンカーテン本葉7〜8枚のとき不要(または少なめ)
収穫+カーテン本葉5〜6枚子づる5〜6枚で軽く

このように、目的に応じて少しタイミングを調整してあげると、育てやすさも収穫量も変わってきます。

「どっちも欲張りたい!」って人は、収穫重視のやり方をベースに、ツルが伸びすぎないようにバランスを取っていくのがおすすめです。

自分のゴーヤライフの目的に合わせて、最適な摘心をしてくださいね!

ゴーヤ摘心のやり方を図で解説!剪定位置とコツ

ゴーヤ摘心のやり方を図で解説!剪定位置とコツについてお伝えします。

図解と合わせて、具体的なやり方をじっくりチェックしていきましょう!

①摘心する場所の見極め方

摘心する場所は、「成長点」と呼ばれるツルの一番先端の部分です。

この成長点には、ちょこんとした小さな葉がついていて、そのすぐ下に本葉が並んでいます。

ゴーヤの摘心では、この本葉の数を数えて、目安の位置を決めるのがポイント。

たとえば、1回目の摘心では「本葉5枚目の上」、2回目では「子づるの6〜7枚目の上」でカットします。

葉のつけ根あたりには脇芽(子づる・孫づる)がスタンバイしているので、それを活かす位置で切っていくのがコツですね。

②ハサミの入れ方と切る位置

摘心は、園芸用の清潔なハサミを使って行いましょう。

切るときは「葉のすぐ上」あたりを意識して、スパッと切るのがポイントです。

斜めに切ると切り口が広がりやすく、水分が蒸発してしまうため、できるだけ「水平」にパチンと切るのが理想です。

また、切る前にはハサミをアルコールなどで消毒しておくと、病気の予防にもなりますよ。

茎が太くなってきた場合は、無理に引っ張らず、しっかり切れるハサミでゆっくりと作業しましょうね。

③摘心後の養生と肥料のポイント

摘心を行った後は、株がストレスを受けている状態なので、しばらくの間は「養生期間」としてやさしく見守るのが大事です。

水はしっかりあげつつも、追肥はすぐに行わず、3〜5日ほど様子を見てから与えるようにしましょう。

特に液体肥料は刺激が強いこともあるので、固形の緩効性肥料(置き肥)を株元に軽く置くのがベストです。

また、直射日光が強すぎる日には半日陰で管理するなどして、回復をサポートしてあげましょう。

子づる・孫づるが元気に伸びてきたら、いよいよ栽培本番!といった感じですね♪

④写真で比較!切った後どうなる?

摘心前と摘心後の状態を写真などで比べてみると、成長の変化が一目瞭然です。

摘心前は、親づるがひたすら上に伸びていきますが、摘心後はその成長がピタッと止まり、脇から新芽がポンポン出てきます。

2〜3日もすれば、子づるがどんどん伸びてネットに絡み始める様子が見えてきますよ。

さらに1週間ほどで、摘心した場所のすぐ下から葉が大きくなっていくので「ちゃんと効果あったんだな〜」と実感できます。

見た目の変化も楽しいので、写真を撮って育成記録をつけておくのもおすすめです♪

ゴーヤ摘心を忘れた・間違えた時の対処法

ゴーヤ摘心を忘れた・間違えた時の対処法についてお伝えしていきます。

もし失敗してしまっても、ゴーヤは意外とタフな植物。焦らず対処すればまだ間に合いますよ!

①摘心し忘れて伸びすぎた場合

「あっ、摘心するの忘れてた…!」ということ、よくあります。

でも大丈夫。ゴーヤは成長が早いので、摘心のタイミングを逃してもリカバリー可能です。

本葉が10枚以上出てしまっていても、下から数えて5〜6枚目あたりの上でカットしてOK。

この位置で切っておけば、残った葉の脇から子づるが伸び始めます。

ただし、すでにツルがかなり長くなっていると体力も使っているので、切った後は水やりと肥料でしっかりフォローしてあげてくださいね。

②間違った場所を切ってしまったら?

「間違えて根本近くを切っちゃった…」という場合も、落ち着いて対応すれば大丈夫です。

ゴーヤは生命力が強いので、多少切りすぎても脇芽がどこからか出てきてくれます。

もし、元気な葉がまだ残っているなら、そこから新しい芽が出てくるのを待ちましょう。

また、1本だけでなく複数本育てているなら、元気な株に任せて間違えた株はサポート役にまわしても◎。

焦ってあれこれいじるより、1週間くらい見守って、再生の兆しを待ってみてください。意外と持ち直してくれます!

③今からでも間に合うリカバリー術

摘心を忘れていたり、タイミングを逃したとしても、今から「間引き」と「誘引」で調整できます。

具体的には、伸びすぎたツルをネットにしっかり這わせ、不要な細いつるや混み合った部分をハサミでカット。

その後、全体の形が整うように支柱やネットに誘引していきます。

この作業で光と風が入りやすくなり、株の元気を取り戻すことができます。

また、追肥や水やりを少し丁寧にすることで、成長をサポートできますよ。「今からでも育て直せる!」という気持ちで取り組んでみてください。

④実がならないときの他の原因も確認

摘心をきちんとやっているのに「実がならない…」という場合、ほかの原因が潜んでいることもあります。

原因チェックポイント
受粉不良雄花と雌花を確認して人工授粉する
日照不足1日5時間以上の日当たりを確保する
肥料不足週に1回程度、液体肥料を与える
気温の問題20〜30℃が適温。冷えすぎや高温すぎに注意

特に人工授粉は、意外とやっていない人が多いポイント。

雄花の花粉を雌花にちょんちょんとつけるだけで、確実に実がつきやすくなります。

「摘心しても実がつかない…」と悩んでいる方は、ぜひ上のチェック項目を見直してみてくださいね!

まとめ|ゴーヤ 摘心 図解で失敗しない育て方をマスターしよう

摘心基本手順5ステップ
①摘心とは何をする作業か
②親づる・子づる・孫づるの違い
③図で見る!最初の摘心のタイミング
④2回目の摘心で収穫量アップ
⑤よくある失敗とその対処法

ゴーヤの摘心は、「切る位置」や「タイミング」をしっかり押さえれば、誰でも実践できるシンプルな作業です。

特に本葉の数や子づるの成長段階をよく観察して、ベストな位置でカットすることが、収穫量を左右する大きなポイントになります。

摘心を行うことで、実の数も増えてグリーンカーテンとしての役割もバッチリ果たしてくれるようになりますよ。

たとえ失敗しても、ゴーヤは回復力の強い植物なので、あきらめずに育て続けてみてください。

栽培を通して、野菜の生命力のすごさにもきっと気づけるはずです。

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