大根の栽培は毎年9月の初旬にだけ種まきをして収穫は11月の下旬には収穫となっています、大根の種はホームセンターから総太り大根の略称「さい」の品種ですね。
栽培の場所は毎年ほぼ同じ場所に種をまいていますし連作は問題無いと思っています、収穫の本数は今年は少し減らして80本にしました。
漬物用が30本くらいであとは室(むろ)に保存して料理用として使う分ですが漬物用の種をまくのでなく収穫して細めの大根を廻しています。
総太り大根であっても全部が同じように太くはならないので一つの種で収穫の出来具合での利用区分となっています。
店で大根を買えばけっこう高いな~と感じているので大根の栽培は料理ばかりでなく薬膳レシピとして大根湯は胃腸薬や風邪への効果もあるので重宝しています。
そこでこの記事では大根の栽培で種まきの時期とかその後の間引きのやり方についてとその前の準備段階の土作りや肥料はどうしているのか我流のやり方ですがご参考になればと思って紹介しました。
大根の栽培で秋まきの時期と方法
大根の栽培で秋まきの種まきは時期は8下旬にやっていますが天気の状況によっては9月の初旬には種まきは終わらせています。
種の品種は青首ダイコンの「耐病総太り大根」略称「さい」を使っています。
種まきの方法は大根の種と種の間の間隔は25~30センチで1センチ位の深さに草取り鎌で軽く掘って筋状に穴を開けをしています。
この畑には全部で80本くらいの予想での種まきですが、手順としては全部穴を空けてからの種まきです。
総太りの種の品種ですが全部が同じように大きくならないので、その中でも細めの大根を選んでは25本くらいは漬物用に回しています。
1個所の穴に5粒くらいの種を入れてから土を被せて手で鎮圧をしました、その後は水やりをして終わりです。
3粒でもいいんですが、けっこう種が余るので5粒にしています。それと芽が出てから虫に喰われるのも少しはあるのでそれも計算に入れています。
種をまいたら、すぐに防虫ネットでの対応の農家さんもいると思いますが私のところではそこまでの対応をしなくても毎年問題無く収穫できています。
虫と言えば毎年大根にはオンブバッタが葉っぱに止まっているのを見ますが、それもほったらかしでの栽培です、けっこう可愛いいのでそうしていますね(^_^)
そんなオンブバッタの記事も紹介しますので良かったらご訪問をお待ちしてます。↓
種を蒔いたら3日位で芽が出てきすの他の野菜の種と比べても1週間位かかるのに大根の早いのにはビックリしています。
ですから1週間もしても芽が出ないとところがあるとすれば早めに蒔き直しをしましょうね!
まいた畝を5通りですが全部いいように芽が出てくれました。
で土が乾かないように水やりは朝晩ともしっかりやってください、ご当地では前日雨降り種まきの後も連日雨降りであったので水やりは自然任せで助かりました。
大根の栽培方法で間引きのやり方
大根は種を4~5粒をまいたらもう3日位で双葉(2枚)の芽が出始めます、4~5日で全カ所の芽がでますので1回目の間引きして本葉が出てきたら2回目と3回目の間引きを行っています。
子葉(始めに出てくる葉)を間引く時、となりの子葉も一緒に抜かないように手で押さえながらやっています。
- 1回目発芽してら3本ほど残す
種を蒔いて6日目に大根の間引きで3本した様子です。 種をまいてら3日位で発芽するので全部出そろったら芽を3本ほど残す。
おろ抜く間引きのポイントして- 双葉の片方が小さいとか左右が均等でないもの
- 虫食いがあるもの
- さらに今まで無意識だったが畝の向きと平行に開いた芽は残しましょう!
(そうすると側根の伸びが畝の向きと平行に伸びて成長に役立つから)
大根の間引きで虫食いと左右均等でない双葉 ダイコンの虫食いは、どんな虫なのかも見つけました>>>
大根の子葉で双葉の根っ子の主根と側根の様子 - 2回目本葉が2~3枚のころ
2本にする。
葉が上に向かって立っているものをできるだけ残す。ダイコンを間引きして2本残した 葉っぱの先に水滴が?
まるで水玉の宝石のようにキレイに並んでいました、雨は降っていません晴れた朝方にたまたま見つけました。
ボツボツ2回目の間引きをしようと、じっと葉っぱを見つめる中で見つけました。
溢液現象で葉っぱの先に水滴で不思議な現象に感じました。 葉っぱの先の水滴は水やりなどで根が水を吸水したがもう水は十分あるのでありまる水で余分な水が葉先に水滴となって出されてもだと分かりました。
調べて見たら、それは溢液(いつえき)現象だと分かりました、勉強になりましたが「いつえき現象」は覚えられるかしら?
- 3回目本葉が5~6枚のころ
1本にする。
本葉が5~6本のダイコンが2本 間引きして1本にしたダイコン
大根の土作りと肥料のやり方
一般的は種をまく2週間位前までに苦土石灰とか堆肥入れて、しっかり耕して小石とかの障害物を取り除く作業して1週間前には元肥などを入れるようですね。
我が楽々家庭菜園では気まぐれ流でやるので3日前くらいにやっと雑草取りをしてから耕しています、石灰や堆肥は一切入れていません。
中古の耕運機が手に入ったので今まで鍬で耕していましたが耕運機での作業は楽だな~と感じました。
小石とか土の塊があった場合は取り除くことはやっています、特に大根の場合は小石があれば二股に割れたりしますからその点だけはやっていますが、どこまで丁寧にできるかはその時の気分です。(^_^;)
大根の種まきの前日に肥料を入れて畝を作った
先ほどのお話のとおり気まぐれ流ですので種まきの前日か当日に肥料を入れて畝を作っています。
肥料の入れ方ですが畝間を60センチ間隔にしてますのでロープを張って曲がらないように平鍬で掘ってから、そこに有機入りデラックス配合の「三井蔬菜専用」を入れました。
それぞれ野菜専用の肥料は使い分けるのが大変なのでこの三井蔬菜専用を元肥として全ての野菜作りに使っています。
肥料を入れたあとは両端から平鍬で土を寄せて20センチ位の高さの畝を作っておしまいですが、これが完成した5通りの畝となります。
大根の栽培方法のまとめ
- 秋まきの大根の種まきは9月の初旬にやっています。
- 間引きは初芽したら3本くらいにして、最終的には1本となります。
- 我流の土作りなどは種まきの2~3日前にやっています。
- 芽が出れば水やりは自然まかせのやり方です。
コメント